コバエ
コバエがたくさん出るから私はいつもコバエを殺す。
ある日ダンテスダイジの詩を読んだ時。
コバエを上手いこと人差し指と親指ではさんだ。
まだ元気に生きていた。
私はコバエを排水口にポイッと捨てたけど、コバエは必死に生きようとしていた。
命が有限で、コハエの命なんてと思っていたのに。何故かその今にも死にそうなコハエを拾って外にある日に焼けた洗濯機の上に置くといつのまにかコバエの姿は消えていた。
日記 | 真理へ
真理はどこにあるんだろうか。
哲学者たちが思索してきた道跡をついて私も進む。
しかし真理には到達できない。
私たちがこの生に何を見出すのか?
ただ私たちはそこに存在しているだけか?
「善と悪」は無いのか?
人を殺すことも戦争を起こすことも究極的には宇宙の物理現象に過ぎないのだとしたら?
と考えると、人が支配される側とする側に分かれることにも、なんら反駁できないかもしれない。→ルソー人間不平等起源論
究極的には何をなすべきで何をなさぬべきなのか、なんてわかりっこしないのかもなぁ。
→ドストエフスキー カラマーゾフの兄弟、ハイデガー 存在と時間、カント 純粋理性批判、ハーマン オブジェクト指向存在論
人
万物が共生できる社会へ。
時間とお金だけに支配され、私的な生活までも縛られるこの世よ変わってくれ
万物が共生できる社会へ。
人間ひとりひとりが人生を楽しめる権利が持てる社会へ。
ルソーのエミールのような世界へ進もう。
月光在空无忧郁
月光在空无忧郁
千年过时还在天
宫女亦看恍惚月
无忧无虑面现在
只过这世大青海
コロナウイルスと人
地上に君臨し、さも人間様が一番であり命を好きなだけ奪い傲慢にもそれを当然だと思い込む人間。
地球上の生物から命を頂くのに、いざ自分が命の危機に直面しようものなら今度は命を奪われるのが嫌だと言う。これまで彼らの命を奪ってきたのに。
なぜ強者の論理だけで他の生物の命を好きなだけ奪う考えに辿り着けるのか。
そこが問題なんだ。