夕食難民と自炊警察について
どちらの主張が正しいわけでも間違っているわけでもない。ただそういう現象があってそれを自分たちの立場から好きなように解釈しているに過ぎない。
夕食難民は「夕食を自炊しない」という実態が彼らの生活の中にまず存在し、そこから「夕食作らなくてもええやん」という考えが生まれる。
自炊警察は「夕食は自炊をする」という生活の実態がまずあり、そこから「自炊するのが当たり前」という考え方が生まれる。
「昼飯も自炊しろ」と誰も言わないのは、現代日本社会の多くにそういう実態がないからだ。
結局どちらも実態を無視して観念の中でお互いを正当化しているにすぎない。
ただ実態が存在するだけだ。
そこに正しいとか間違っているとか存在しない。