資本主義経済と市場経済の違い
市場経済=物の売り買いで成り立つ経済
資本主義経済=資本を資本家が所有している経済
両者は似て非。
資本主義ではない市場経済は資本主義以前の社会。なぜなら資本主義以前にも物の売り買いは存在しているから。
資本主義経済は会社や工場、機械、土地といつた資本を資本家が所有する経済。ただ注意点は資本とは何か。あくまでこの時代の特定の場所での資本か工場や機械であるだけ。
つまりベースに社会的、経済的諸関係なあつてその上に成り立ってるだけ。
別の言葉で言うと、工場も労働者がそこで働くからはじめて工場は工場という資本であれる。
勉強のための机も特定の条件によっては武器になるのと同じ。例えばヤンキーが先公をボコボコにするために使うならそれは凶器にかわる、
社会主義経済だけど市場経済の社会も十分あり得る。(中国の“社会主義市場経済”は本質的に資本主義市場経済” 。)
例えば資本は公共のものとなるが、物の売買は存在する社会などは社会主義経済&市場経済。
資本主義経済だけど市場経済じゃない社会、それはありえない。なぜなら資本主義はそもそも売買によって成り立つ社会だから本質的に市場経済を伴う。