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やがて消えるなのに
なんで私は生きている
やがて消える地球なのに
何のために社会を考える
何のために学ぶ
やがては消える宇宙なのに
なんのために私は考えている。
私を覚えてくれる人がいたとして
その人もやがては白い灰になる。
始皇帝もチンギスハンも
この世の人がなくなれば
彼らを覚える人もなし。
やがては白い灰になる
見栄を張っても仕方がない。
争いあっても仕方がない。
でも
享楽的に生きていて
私は私でいられるか。
いや私なんてそもそもないのだ。
私は全てで
全ては私だ
私もやがて全てに帰る
全てから私が生まれる。
また無に帰る。
その繰り返しなのだ。
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私は何のために学んでいるのか
そういう問いは捨てた。
学びたいから学ぶ。
それでいい。
したくもない勉強をして
役に立ったことなどまだない。
むしろ役立つために学んでない
どうせ消えてしまう人間なのに
やりたくない勉強をして何になる。
出世と金を求めて学び
そんなに人生は簡単なんだろうか
それよりも自然の中に入りたい
何にも惑わされず生きたい
たしかに寂しいけれど、自然にいるのは私だけじゃないんだ。
別に山にこもらなくていい。
自分の心の中に自然を作りたい