ナショナリズム、文化、血
ナショナリズムを血に求めるな、文化に求めよ
純潔の日本人は存在しない。
そのくらい血統というのは曖昧模糊なもの。
絵の具のように混ざり合う。
日本はいずれ消えて無くなるだろう。
日本に限らず全ての国家の宿命だ。
だけど無くならないものがある。
人の生きた歴史と文化だ。
これらはそれぞれが内部で自己展開し、発展していく。文化も歴史もいずれ消えるが、形を変えてほかの国や民族に影響を与える。
「私は日本人だ」というアイデンティティは国家に依っているものではない。
それは地元の匂いや空気、記憶が生み出すもの。そのほかは国家の作り物のアイデンティティ。
私たちが生まれた地元の空気、それが私たちを作ってる。
だからそれを大事にしよう。
いずれ滅びるのは当たり前。
滅びるまでとことん文化と歴史を発展させれば良いじゃないか。