読書の段階、発展
1知識欲:ただ自分が知らない情報を知りたいという欲求
2矛盾/対立の発見:ある物事を調べていくと必ず矛盾/対立を発見する。歴史を例にしよう。例えば日本が行った戦争を調べていくと必ず従来とは異なる史料や意見を目にすることになる。同じことは他の分野でも言える。
例えばメイクに興味があるとしていろんなメイクを学んでいく。その中で従来とは異なるメイク(例えばこれまでスタンダードだったメイクとは異なる厭世メイクが流行るなど)に出会う。
これは科学の世界も同じだ。量子力学の分野で従来の数学的検知からは説明できない問題が生まれた。これも矛盾の発見である。
このような矛盾の発見。対立の発見はどの分野にも存在しており、これらの発見により単に情報を得たいという知識欲の段階からより正しい分析の方法、全てを司る分析の方法を学びたいと思う段階に到達する。
3認知の方法への探求
1の知識欲を満たすという目的からすべてのものを正しく認知したいという目的に到達する。
私はこの答えが弁証法的唯物論やポストモダンにあると考えている。
これは個人の意見だけども、人生観を決定するのはこの3の段階であることが多い。
またこの3の段階はあらゆるところで役に立つ。なぜならすべてのものの見方を一時的・相対的なものだと見ることができるからだ。
さらにこの3の段階からも矛盾が生まれてくるだろう。この段階からまた高次の段階に発展する。